「一流の経営者が愛した数式」

〜松下幸之助 氏・稲盛和夫 氏・関本忠弘


一流の経営者が大事に生かした数式「夢と希望と、心の数字」と教えているのです。

1、経営の神様、松下幸之助の仕事の数式。知恵= 知識×熱意 体験&経験

「商売は、知恵でやるものです。まずは肝心の知識がないとできない!」基礎的な知識は必要だ。松下の社員なら「電気器具の構造」の知識はもちろん「商品知識」も必要だ。ビジネスマナーも常識としてマスターしておかなければいけない。「なんの知識もない人間」が来ても役に立たない。松下幸之助 氏は、「知識だけではあかんな。熱意がなければ話にならん」。指導者に強い熱意があれば、必ず部下を動かす。

知恵ある人は知恵をだせ!知恵は物事を深く考えてリーダーになれるんだ。「怖さを知る」ものすごく深い意味がある。世の中に失敗者は数限りなくいる。勝手に落とし穴にはまる人。進んで蟻地獄に落とされていく人もいる。「原因」の怖さを知らないからだ。裏返して言えば、傲慢不遜ということである。「怖さ」を知っていれば、自然と耳を傾ける姿勢。どんなに知恵と素質と能力、情報共有、運があろうと「怖さ」を知らなければリーダーにはなれないのだ。松下幸之助氏は「知恵」を語っているのです。

2、松下幸之助 氏の薫陶を受けた、稲盛和夫 氏は、仕事と人生の結果= 能力×熱意×考え方

人生や仕事の成果は、この3つの要素の「掛け算」によって得られるものであり、けっして足し算ではない。この算式の中で「考え方」が、もっとも大事なもので、この考え方次第で、人生は決まってしまうのです。

「考え方」という言葉は漠然としていますが、いわば、心のあり方や生き方や生きる姿勢です。この「考え方」の大事なことは、プラス点は100点まであり、マイナス点はマイナス100点まであるのです。幅が広い。稲盛和夫 氏は「考え方」を語っている。

3、NEC元会長 関本忠弘 氏の仕事の数式。成果= 素質 × 努力 × やる気 × ツキ

素質を量る物差しは「その仕事が楽しいと思える」かです。「人が本来持っている素質に磨きをかければ、必ず能力は発揮される」「素質とは個性」。その人の持ち味のこと。たとえば運動神経、抜群のセンス、記憶力が強い。これが立派な素質だ。「その仕事が楽しいと思えるかどうかである」という。向いた仕事に努力をかけていくのだから、進歩をしないわけがない。

この3人の経営者は、「知恵」「考え方」「個性 素質」を自分の数式の中に語っているのです。「仕事と人生」は、「自分の世界」「大人の世界」です。自分づくり、自分教育が重要です。そこには「2つ」あるのです。「1つは」職務能力つまり「能力的知性」です。知識や技術や体験、経験、能力、熱意、努力、やる気などで「能力的な知性」を磨くことが大事なことです。「2つは」能力ではなく、価値観のこと、「思考性」です。どこまでも深くものを考えることです。自分の持った価値観を深く、広く、高く、自分自身で実行していくのです。自己批判が大事です。徹底的に批判的に挑戦することです。

自分の価値観に対する批判ほど、価値を生むものはないのです。自分の価値観に、深い厳しい批判ができればできる人ほど、周りの人から深い信頼を勝ちとることができるのです。「知恵」「プラス発想の考え方」「その人の持ち味個性」などに力を入れてきたのです。 

以上