「成らぬは人の為さぬなりけり」




「なでしこ
JAPAN、女子ワールドカップサッカー、優勝おめでとう。」

押され押されて押し込まれても、決して諦めず守り続け、隙を見ては攻め続けた貴女達の

精神力の強さに驚き敬服しました。

何度も幾度もあった危機的な場面にも必死に100分の1秒も気を抜くことなく闘い守り続

けた貴女達に、運命の女神もいつの間にかエコ贔屓してしまったかのようでした。相手の

強烈なキックが幾つもスレスレのところでゴールにならずに済みましたものね。

精神力とか気合いとか運とか、最近の我が日本では余り重要視されない傾向、それどこ

ろか、時代遅れの考え方でありそれを求める経営は前近代的な駄目な経営とのレッテルが

貼られている、そんな感じがありますが、貴女達は、「そうかしら。それだって重要よ。」

という具合に気合いを入れた上で勝負に挑み「結果」を出してみせてくれました。そんな

気がしました。爽快でしたよ。有難う。」

 

現在の我が国では、精神力とか気合いとかを、合理性のないつまらないものと考えたり、

仕事においては強制してはならないとする風潮にあります。多分、大戦敗戦後にそうなっ

てしまったのだろうと思います。しかしこの風潮はおかしいし、世界の常識ではないと思

います。

 

改めて言う必要もない位ですけど、誰しも人間は目標を持って何かを行う際には、

「よし、やってやるぞ」と自然に心にカを込めます。それが自分事であろうと会社事であ

ろうと気持ちにカを込めないと達成確率が低くなることを知っているからです。ましてや、

仕事に取り組む際には気合いを入れませんと不注意等から事故を引き起こしてしまう危険

も高まりますから、上司から求められる迄もなく、気合いを入れるは当然です。

ところで澤選手はドイツに向かう前に皆で書いた色紙に「結果」という言葉を書いたのだ

そうです。これも凄いことと思います。ただ参加するのではなく、結果を出すぞ、いや、ひ

ょっとすると優勝という結果を出すぞ、という強い気持ちだったのかもしれません。いずれ

にしても、ただ行くのではなく「結果」を出しに行くのだ、との強い意思を感じます。

この気持ちがあったから、実力が大分上のアメリカにも今回は勝てた、いつもそう上手くい

く訳ではないけれども、兎にも角にも今回は勝ったのだ、私はそう思います。

 

仕事には気合いや精神力が極めて重要必要と考えます。即ち、「為せば成る、為さねば成ら

ぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。」とする考え方はポイントをついていると思います。

そして、仕事は「結果」を出さねばならない、と考えます。即ち、結果を求め、結果を取る

のが仕事ですから、仕事においては一所懸命やったけど駄目だった、では駄目なのです。そう

言えばドラッカーは、努力は賞賛には値するけど評価には値しないと言っているそうです。

                            以上