「感謝の心」

 ツキたいと考える人はたくさんいます。しかし、そのためのコツを実行していない人もたくさんいます。自己責任の心を持つことは、人間にとってもっとも大事なことです。誰かのせいにせず、自分の責任で人生を生きることで、はじめて人間は成長できるのです。その気持ちがなければ、ツキを味方につけることはまずできないでしょう。

そこで、ごく簡単にツキを呼び込むコツを紹介しましょう。一日に20回以上、「ありがとうございます」ということです。ツキのない人は、とかく感謝が足りません。とくに、戦後豊かになってから生まれた人は、「ありがとう」と感謝する機会がどうも少ないような気がします。

われわれ戦前生まれの世代は、「ありがとう」と言って人に頭を下げなければ、生きていけませんでした。ある意味では生きるも死ぬも自己責任と誰もがわかっていました。当時は貧しい時代でしたから、「ありがとう」と言った子どもから先に食べ物をもらえましたし、言わない子どもは放っておかれました。だから、感謝するクセづけが子どものころから半強制的に植え付けられていたのです。

いまは豊かな時代になったので、「ありがとう」を先に言わなくても、生きていくことができます。そのためか、多くの人は感謝するクセづけができていないように思えてなりません。

「ありがとう」という感謝の心がなくなると、ツキがなくなります。人は誰しも一人で生きているのではなく、多くの人や先祖に支えられて生きています。ご飯が食べられる幸せ、健康である幸せ、この世に生きている幸せ…、感謝し始めたら、20回どころかいくらでも感謝できることがあります。感謝の心を持てば、ツキも自然とやってくるようです。




                                                                     以上