N0.21
平尾誠二氏の人材育成論


昔はガッツのないプレーだったり、怠けていたりすれば、監督から体罰は
 当然で、「アホ・ボケ・カス!」の怒号が選手の反発を招き、その反発が
 原動力になっていた。
 しかし、今はこうした反発係数が弱くなっているのでこの方法は逆効果で
 しかない。

 選手を「手操り寄せる」手法のほうが効果的であるのだ。
 10のプレーのうち、1つしかない好プレーを他の部員の前で褒める。
 すると、その後は下手なプレーを仲間に見られたくないので他のプレーも
 真剣になってくる。
 また「チームワーク」を良くして頑張ることを強要せず「チームプレー」
 に関しても、チームで楽しくプレー(遊び)しようと部員に接している。


 メンバーのために自身を犠牲にして頑張らせるのではなく、
 自身の得意な場面をたくさん作らせると、結果的に他のメンバーが
 補ってくれるようになり、チーム力が増し、成果も出している。



 京セラの創業者 稲盛和夫氏も、組織に勢いをつけるには、不燃性の部下を 叱咤するのでなくチーム内のお調子者を見つけ出し、徹底して火をつけ、次 に燃えやすい部下に火をつけ、これを順々に行っていくと結果、不燃性の部 下も燃え出してくると述べています。
 成功したリーダー共通の見解でもあるようです。



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