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ビジネスを刺激する言葉

 今月は少し中休みということで、日本の著名なマーケティングの第一人者である「神田昌典」氏の「キーワードと解説」(ビジネスを刺激する言葉)を列挙いたしました。1つでも心に残るものがありましたら、実践して頂けたらと思っています。


◆キーワード
お客を紹介してもらうためには、紹介依頼の前振りをすることを考えよ。

◇解説
効果的な前振りの表現→「ひとつお願いがあるのですが・・・私の仕事は、顧客との信頼関係が最も重要 ですので、ほとんど既存のお客様からのご紹介で成り立っています。もしあなた様がこの取引で、ご満足されたのであれば、同じようにご満足されるお友達・お知り合いがいらっしゃった場合、是非、ご紹介していただきたいのですが、よろしいでしょうか?」


◆キーワード
会社をまとめるためには、親孝行を奨励する。
 
◇解説
たとえば、社員に親孝行をすることを義務付ける。そして、親孝行について作文を提出させる。すると、 びっくり。社員は非常に、他人に、そしてお客にやさしい人になる。


◆キーワード

カタログハウスの「通販生活」を購読する。ほんとうに必要か?と疑問に思っても、購読する。


◇解説

通販生活」は、プロの商売人にとって、必読の教科書だ。徹底的に読み込んで、感情がカチッと動いた 表現を赤ペンでチェックしよう。買いたい商品を、なぜ買いたいと思うのか、社内で話し合おう。ヒント はいくつも出るはずだ。



◆キーワード

儲かるためのスキルが、この世界をよくするために使える。


◇解説

マーケティングとは、適切な知識(メッセージ)を、適切な対象(ターゲット)に対して、適切なタイ ミングで伝えること。そして、その伝道活動を費用効果的に行う技術である。マーケティング知識を活用 すれば、世の中に必要な情報を、必要な人に、必要なタイミングで伝えることができる。是非、より素晴 らしい世界を作り出すためにお使いいただきたい。



◆キーワード

分かりにくい商品特長を、擬人化して、お客の友達にする。


◇解説
難しい商品特長を、分かりやすく伝えるうえで、極めて効果的な方法は、その特長を擬人化して、名前 をつけてしまうこと。たとえば、アスターゼくん、セニトリンくん、と成分を擬人化すると、突然、難し いコンセプトに親しみをもてるようになる。訴えたい商品特長を擬人化できないだろうか?


◆キーワード

立ち上げ当初は、小さい事務所でOK。電話1本、机1つで始めるからこそ成功する。

◇解説
ちょっと成功しても、拡大は慎重にせよ。支店を作れば、机が必要になる。電話が必要になる。人が駐 在すればアシスタントが欲しくなり、必要もないお客が来て、必要もないお茶を出すようになる。



◆キーワード

実践すると目標が明確になる。目標を明確にすると実践しやすくなる。つまり、「実践」と「目標の明 確化」は両論である。

◇解説
何をしたいかという明確な目的を持つことは実はそんなに簡単じゃない。成功が積み重なるにしたがっ て、目標も明確化してくるのだ。小さな成功をすると、次にやりたいことが明確になる。つまり小さな行 動を起こした瞬間から、成功は現実化に向かう。