No.10
感謝があれば、風景が変わる

 何故、感謝があれば風景が変わるか。作家、皆木和義氏によると、感謝のこころには、主として10の効用があるからです。私はそれを、松下幸之助の「感謝のこころの効用10か条」と名づけており、彼が随所で述べているところから総合すると、この10か条になります。


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感謝のこころがあれば、感謝のこころになれば、素直なこころになる。

A感謝があれば、謙虚になる。
B感謝があれば、礼儀正しくなる。

C感謝があれば、利他のこころや思いやりが生まれる。

D感謝があれば、聞き上手になり、衆知が集まる。
E
感謝があれば、病気も敵も味方に変えられる。
F
感謝があれば、協力の心が生まれ、心と心でつながる。
G
感謝があれば、冷静な平常心になり、正しい判断ができる。
H感謝があれば、積極的プラス思考になる。
I
感謝があれば、実相が見え、新たな無限の道が見えてくる。

 当たり前のことですが、このような効用があります。その結果同じ物事や情報でも、見方・風景が変わってくるのです。感謝のこころを持てるか否か。持てさえすればいろいろの物が見えてきます。同じ情報に接しても、感謝か傲慢か、あるいは反発かによって見え方も価値も変わってきます。

 しかしながら、感謝のこころを、いついかなる時でも持てそうで持てないのが、神ならぬ人間の弱さ、浅はかさでもあります。立派な経営者で、現在、大きく成功されている方でも時にはそういうことがあります。感謝のこころが大きく成功を分けた人も多いのです。